ion-datetime
Datetimeはカレンダーとタイムホイールのインターフェイスを表示し、ユーザーが簡単に日付と時刻を選択できるようにします。Datetimeはネイティブの datetime-local
の input
要素と似ていますが、Ionic FrameworkのDatetimeコンポーネントを使用すると、好みのフォーマットで日付と時刻を表示したり、datetimeの値を管理することが簡単にできます。
概要
これまで、JavaScriptやHTMLの入力でdatetimeの値を扱うことは、常に困難でした。
入力でさえも、常に課題でした。
特に、JavaScriptの Date
オブジェクトは、datetime文字列を正しく解析したり、datetime値をフォーマットしたりするのが難しいことで有名です。
さらに悪いことに、ブラウザやJavaScriptのバージョンによって、
特にロケールごとに様々なdatetime文字列の解析が異なるのです。
Ionic Frameworkのdatetimeは、開発者が一般的な落とし穴を回避できるように設計されており、 開発者は簡単にdatetime値を操作し、ユーザーにシンプルなdatetimeピッカーを提供し、素晴らしいユーザーエクスペリエンスを提供することができます。
ISO 8601 Datetime Format: YYYY-MM-DDTHH:mmZ
Ionic Frameworkでは、ISO 8601 datetime format を値として使用します。
この値は、JavaScriptの Date
オブジェクトを使用するのではなく、単純に文字列として使用されます。
ISO datetimeフォーマットを使用することで、
JSONオブジェクトやデータベース内でのシリアライズやパースが容易になります。
以下は、 ion-datetime
で使用できる ISO 8601 フォーマットの例です:
Description | Format | Datetime Value Example |
---|---|---|
Year | YYYY | 1994 |
Year and Month | YYYY-MM | 1994-12 |
Complete Date | YYYY-MM-DD | 1994-12-15 |
Date and Time | YYYY-MM-DDTHH:mm | 1994-12-15T13:47 |
UTC Timezone | YYYY-MM-DDTHH:mm:ssZ | 1994-12-15T13:47:20Z |
Timezone Offset | YYYY-MM-DDTHH:mm:ssTZD | 1994-12-15T13:47:20+05:00 |
Hour and Minute | HH:mm | 13:47 |
年号は常に4桁、ミリ秒は(加算される場合は)常に3桁、その他は常に2桁であることに注意してください。
ミリ秒は3桁、その他は2桁である。
ですから、1月を表す数字には 1月を表す数字には常に先頭のゼロ、例えば01
が付きます。
また、時刻は常に24時間表示で、
12時間表示の時計では「00」は「午前12時」、「13」は「午後1時」、「23」は「午後3時」を意味します。
秒、ミリ秒、タイムゾーンは ISO 8601 datetime フォーマットで指定できますが、 ion-datetime
は秒、ミリ秒、タイムゾーンを選択するためのインターフェイスを提供しません。秒、ミリ秒、タイムゾーンの値を指定しても無視されます。
基本的な使い方
日付ボタンと使う
モーダルやポップオーバーなどのオーバーレイで日付時刻を表示する必要がある場合は、 ion-datetime-button を使用することをお勧めします。スペースに制約がある場合は、 ion-datetime-button
を使用する必要があります。このコンポーネントは、現在の日付と時刻の値を表示するボタンを表示します。ボタンがタップされると、日付と時刻のピッカーがオーバーレイで表示されます。
非同期に値を設定する
すでにdatetimeが作成された後にプログラムでvalue
が更新されると、datetimeは自動的に新しい日付にジャンプします。しかし、ユーザーがdatetimeを操作しているときに、この方法でvalue
を更新することは避けることをお勧めします。例えば、datetimeのvalue
が非同期処理で読み込まれる場合、値の更新が終わるまでCSSでdatetimeを非表示にすることをお勧めします。
日付コンテナ
日付の最小値と最大値
日付の最小値と最大値をカスタマイズするには、 min
と max
コンポーネントプロパティを使用します。上の表にあるのと同じ IS0 8601 フォーマットに従って、各コンポーネントはユーザーが選択できる日付を制限することができます。
以下の例では、日付の選択を2022年3月から2022年5月のみに制限しています。
特定の値を選択する
min
と max
プロパティでは、日付の選択をある範囲に制限することができますが、 monthValues
, dayValues
, yearValues
, hourValues
, minuteValues
プロパティでは、ユーザーが選択できる特定の日や時刻を選択することが可能です。
次の例では、15分単位で分を選択することができます。また、日付を5刻みで選択することができます。
高度な日付制限
isDateEnabled
プロパティを使用すると、開発者は ion-datetime
をカスタマイズして、ISO 8601 の日付文字列を使用して、特定の日、日付の範囲、週末、または任意のカスタムルールを無効にすることができる。
isDateEnabled` プロパティは、日付が有効かどうかを示すブール値を返す関数を受け付ける。この関数は、レンダリングされた各日付、前月、当月、翌月に対して呼び出されます。カスタムの実装では、ジャンクを避けるためにパフォーマンスを最適化する必要があります。
次の例では、週末の日付をすべて無効にする方法を示しています。より高度な日付操作を行うには、 date-fns
のような日付ユーティリティを使用することをお勧めします。
ローカライゼーション
Ionic Frameworkでは、Intl.DatetimeFormat Web APIを利用して、ユーザーの端末に設定されている言語や地域に応じて、月名と曜日名を自動的にローカライズすることが可能です。
カスタムロケール
特定のロケールが必要な場合、 locale
プロパティを使用して設定することができます。ロケールは、表示される言語と日付・時刻のフォーマットの両方を制御します。
次の例では、ロケールをスペイン語(Spanish)に設定する方法を示しています。
時刻の表記は、自動的にローカライズされません。詳しくは Time Label を参照してください。
時間サイクル
ion-datetime
は、デフォルトで locale
プロパティで指定された時間サイクルを使用します。例えば、 locale
が en-US
に設定されている場合、 ion-datetime
は12時間のサイクルを使用します。
時間サイクルには4つのタイプがあります。
Hour cycle type | Description |
---|---|
'h12' | Hour system using 1–12; corresponds to 'h' in patterns. The 12 hour clock, with midnight starting at 12:00 am. |
'h23' | Hour system using 0–23; corresponds to 'H' in patterns. The 24 hour clock, with midnight starting at 0:00. |
'h11' | Hour system using 0–11; corresponds to 'K' in patterns. The 12 hour clock, with midnight starting at 0:00 am. |
'h24' | Hour system using 1–24; corresponds to 'k' in pattern. The 24 hour clock, with midnight starting at 24:00. |
どの時間のサイクルを使用するか、もっとコントロールする必要があるシナリオがあるかもしれません。このような場合には、 hourCycle
プロパティが役に立ちます。
次の例では、 hourCycle
プロパティを使用して、ロケールが en-GB
であるにもかかわらず、 ion-datetime
に12時間周期を使用するように強制することができます。
週初めの日
ion-datetime
の場合、週初めの曜日はデフォルトで日曜日です。2022年現在、Ionicがデバイスのロケールに基づいて自動的に週の最初の曜日を決定するためのブラウザAPIはありませんが、これに関する作業は進行中です(参照: TC39 GitHub ).
時刻表記
時刻表記は自動的にローカライズされるわけではありません。幸いなことに、Ionicでは time-label
スロットで簡単にカスタムのローカライズを提供することができます。
ロケールエクステンションタグ
ion-datetime
は、 Intl.Locale
API の一部として locale extension tags もサポートしています。これらのタグを使用すると、ロケールに関する情報をロケール文字列自体にエンコードすることができます。開発者は、アプリの中で Intl.Locale API を使っている場合、拡張タグのアプローチを使うことを好むかもしれません。
たとえば、 en-GB
ロケールで 12 時間周期を使用したい場合は、 locale
と hourCycle
の両方のプロパティを使用するのではなく、拡張タグを使用します。
アプリで使用する前に、 Intl.Locale
の Browser Compatibility Chart を必ず確認してください。
プレゼンテーション
デフォルトでは、 ion-datetime
は日付と時刻の両方を選択することができる。さらに、ユーザは特定の月、年、時間、分を選択することができます。
ユースケースによっては、日付だけを選択したり、時間だけを選択したりすることもできます。 presentation
プロパティでは、表示するピッカーとその順番を指定することができます。例えば、 date-time
を設定すると、カレンダーピッカーがタイムピッカーよりも先に表示されます。 time-date
を設定すると、カレンダーピッカーはtimeピッカーの後に表示されます。
月と年の選択
月と年の選択は、 presentation
プロパティに month-year
, year-month
, month
, または year
を渡すことで行うことができます。
この例では、 month-year
を設定した datetime を示しています。
時刻の選択
時刻の選択は、 presentation
プロパティに date-time
, time-date
, time
を渡すことで行うことができます。
この例では、time
の設定で datetime を表示しています。
日付の選択
時刻の選択は、 presentation
プロパティに date-time
, time-date
, または date
を渡すことで行うことで有効になります。
この例では、date
の設定でdatetimeを指定しています。
ピッカーのホイールスタイル
デフォルトでは、Ionicは presentation
を使用する場合、グリッドスタイルのレイアウトを優先して表示します。しかし、preferWheel
プロパティを使用すると、ホイールスタイルを表示することができます。preferWheelが
true` の場合、Ionic は可能な限りホイールスタイルのレイアウトを優先して表示します。
特定の presentation
オプションには、グリッドとホイールの両方のスタイルがあり、開発者は preferWheel
プロパティで選択することができます。その他の presentation
の値はホイールスタイルのみを持ち、グリッドスタイルは決して表示されません。下の表は、どの presentation
の値がグリッドスタイルとホイールスタイルを持つかを示しています。
presentation | グリッドシステム | ホイールシステム |
---|---|---|
date | Yes | Yes |
date-time | Yes | Yes |
month | No | Yes |
month-year | No | Yes |
time | No | Yes |
time-date | Yes | Yes |
year | No | Yes |
以下の例では、ホイールピッカーに presentation="date-time"
を指定しています。
複数の日付の選択
multiple
プロパティがtrue
に設定されている場合、カレンダーピッカーから複数の日付を選択することができます。選択した日付をクリックすると選択が解除されます。
This property is only supported when using presentation="date"
and preferWheel="false"
.
タイトル
デフォルトでは、ion-datetime
は、コンポーネントに関連するヘッダーやタイトルを表示しません。開発者は showDefaultTitle
プロパティを使用して、デフォルトのタイトル/ヘッダー構成を表示することができます。また、 title
スロットを使用して、ヘッダーに表示される内容をカスタマイズすることもできます。
デフォルトタイトルを表示
タイトルをカスタマイズ
ボタン
デフォルトでは、新しい日付が選択されると、新しいdatetimeの値で ionChange
が発行されます。 ionChange
を発行する前にユーザの確認を必要とする場合は、 showDefaultButtons
プロパティを true
に設定するか、 buttons
スロットでカスタム確認ボタンを渡すことができます。カスタムボタンを渡す場合、 ionChange
を発生させるために、確認ボタンは ion-datetime
の confirm
メソッドを呼び出す必要があります。
確認ボタンの表示
デフォルトのDoneボタンとCancelボタンは、それぞれ confirm
と cancel
メソッドを呼び出すように予め設定されています。
ボタンテキストのカスタマイズ
単純なユースケースの場合、開発者は doneText
と cancelText
プロパティを使用して、確認とキャンセルの値にカスタムボタンテキストを指定することができます。この方法は、ボタンのテキストを変更するだけで、カスタムビヘイビアを必要としない場合に推奨します。
ボタン要素のカスタマイズ
開発者は、高度なカスタム動作のための独自のボタンを提供することができる。
ion-datetime
には confirm
, cancel
, reset
メソッドがあり、開発者がカスタムボタンをクリックした際に呼び出すことができる。また、 reset
メソッドには、日付のリセット先を指定することができます。
特定の日付をハイライトする
highlightedDates
プロパティを使用すると、開発者は特定の日付をカスタムテキストや背景色でスタイル設定することができます。このプロパティは、日付とその色の配列として定義するか、ISO 文字列を受け取って使用する色を返すコールバックとして定義することができます。
色を指定する場合は、有効な CSS カラーフォーマットを使用できます。これには、16進コード、rgba
、color variables などが含まれます。
一貫したユーザーエクスペリエンスを維持するため、選択された日付のスタイルは常にカスタムハイライトよりも優先されます。
This property is only supported when preferWheel="false"
, and using a presentation
of either "date"
, "date-time"
, or "time-date"
.
配列を利用
ハイライトが期日などの固定された日付に適用される場合は、配列の方が適しています。
Callbackを利用
誕生日や定期的なミーティングなど、ハイライトされた日付が繰り返される場合は、コールバックを使用した方がよいでしょう。
スタイリング
グローバルテーマ
Ionicの強力なテーマシステムを使用すると、特定のテーマに合わせてアプリ全体を簡単に変更することができます。この例では、Color Creator と Stepped Color Generator を使用して、 ion-datetime
で使用できるローズ色のパレットを作成しました。
この方法の利点は、ion-datetime
だけでなく、すべてのコンポーネントが自動的にこのテーマを利用できることです。
Calendar Days
The calendar days in a grid-style ion-datetime
can be styled using CSS shadow parts.
The example below selects the day 2 days ago, unless that day is in the previous month, then it selects a day 2 days in the future. This is done for demo purposes in order to show how to apply custom styling to all days, the current day, and the selected day.
Wheel Pickers
ion-datetime
で使用するホイールは、シャドウパーツとCSS変数を組み合わせてスタイルを設定することができます。これは、ホイールスタイルのdatetimeのカラムにも、グリッドスタイルのdatetimeの月/年のピッカーにも適用されます。
タイムゾーン
Ionicの ion-datetime
は、datetime-local の動作に従い、datetimeコントロールの内部でタイムゾーンを操作・設定することはありません。つまり、「07:00」という時刻の値は、異なるタイムゾーンに応じて調整されることはありません。
date-fns-tz のようなライブラリを使用して、datetimeの値を希望するタイムゾーンに変換することをお勧めします。
以下は、ISO-8601文字列をユーザーのデバイスに設定されたタイムゾーンで表示するためのフォーマット例です。
import { format, utcToZonedTime } from 'date-fns-tz';
// Get the time zone set on the user's device
const userTimeZone = Intl.DateTimeFormat().resolvedOptions().timeZone;
// Create a date object from a UTC date string
const date = new Date('2014-10-25T10:46:20Z');
// Use date-fns-tz to convert from UTC to a zoned time
const zonedTime = utcToZonedTime(date, userTimeZone);
// Create a formatted string from the zoned time
format(zonedTime, 'yyyy-MM-dd HH:mm:ssXXX', { timeZone: userTimeZone });
日付の値のパース
ionChange
イベントは、イベントのペイロードに ISO-8601 形式の文字列として日付の値を出力します。アプリケーションのニーズに応じてこれをフォーマットするのは、開発者の責任です。日付の値をフォーマットするには、date-fns を使用することを推奨します。
以下は、月、日、年を表示するために ISO-8601 文字列をフォーマットする例である。
import { format, parseISO } from 'date-fns';
/**
* This is provided in the event
* payload from the `ionChange` event.
*
* The value is an ISO-8601 date string.
*/
const dateFromIonDatetime = '2021-06-04T14:23:00-04:00';
const formattedString = format(parseISO(dateFromIonDatetime), 'MMM d, yyyy');
console.log(formattedString); // Jun 4, 2021
See https://date-fns.org/docs/format for a list of all the valid format tokens.
高度な日時の検証および操作
datetime ピッカーは、正確なフォーマットを選択するシンプルさを提供し、
標準化された ISO 8601 datetime format を使用して、
datetime 値を文字列として持続させることができます。
しかし、 ion-datetime
は、datetimeの値を検証したり操作したりするときに、
すべての状況を解決しようとするわけではないことに注意することが重要です。
もし、datetimeの値を特定のフォーマットからパースしたり、
操作したり(例えば、日付に5日足したり、30分を引いたり)、
あるいは、特定のロケールにデータをフォーマットする必要があるなら、
JavaScriptで日付を扱うために date-fns を使うことを強くお勧めします。
アクセシビリティ
キーボードナビゲーション
ion-datetime
は、コンポーネント内のフォーカス可能な要素間を移動するためのフルキーボードサポートを備えています。次の表は、それぞれのキーが何をするのかの詳細です。
Key | Function |
---|---|
Tab | Moves focus to the next focusable element. |
Shift + Tab | Moves focus to the previous focusable element. |
Space or Enter | Clicks the focusable element. |
日付の表示
Key | Function |
---|---|
ArrowUp | Moves focus to the same day of the previous week. |
ArrowDown | Moves focus to the same day of the next week. |
ArrowRight | Moves focus to the next day. |
ArrowLeft | Moves focus to the previous day. |
Home | Moves focus to the first day of the current week. |
End | Moves focus to the last day of the current week. |
PageUp | Changes the grid of dates to the previous month. |
PageDown | Changes the grid of dates to the next month. |
Shift + PageUp | Changes the grid of dates to the previous year. |
Shift + PageDown | Changes the grid of dates to the next year. |
時刻、月、年のホイール
タイムホイールピッカーを使用する場合、列がフォーカスされているときに、数字キーで時、分の値を選択することができます。
Key | Function |
---|---|
ArrowUp | Scroll to the previous item. |
ArrowDown | Scroll to the next item. |
Home | Scroll to the first item. |
End | Scroll to the last item. |
Interfaces
DatetimeChangeEventDetail
interface DatetimeChangeEventDetail {
value?: string | null;
}
DatetimeCustomEvent
必須ではありませんが、このコンポーネントから発行される Ionic イベントでより強く型付けを行うために、CustomEvent
インターフェースの代わりにこのインターフェースを使用することが可能です。
interface DatetimeCustomEvent extends CustomEvent {
detail: DatetimeChangeEventDetail;
target: HTMLIonDatetimeElement;
}
プロパティ
cancelText
Description | ピッカーのキャンセルボタンに表示するテキストです。 |
Attribute | cancel-text |
Type | string |
Default | 'Cancel' |
clearText
Description | ピッカーの"Clear"ボタンに表示するテキストです。 |
Attribute | clear-text |
Type | string |
Default | 'Clear' |
color
Description | アプリケーションのカラーパレットから使用する色を指定します。デフォルトのオプションは以下の通りです。 "primary" , "secondary" , "tertiary" , "success" , "warning" , "danger" , "light" , "medium" , と "dark" です.色に関する詳しい情報は theming を参照してください。 |
Attribute | color |
Type | "danger" | "dark" | "light" | "medium" | "primary" | "secondary" | "success" | "tertiary" | "warning" | string | undefined |
Default | 'primary' |
dayValues
Description | 選択可能な日のリストを作成するために使用する値です。デフォルトでは、指定した月のすべての曜日が表示されます。しかし、表示する曜日を正確に制御するために、dayValues には数値、数値の配列、またはコンマで区切られた数値の文字列を取ることができます。配列のdayが2月の31 のように選択した月にとって無効な数字であっても、選択した月にとって有効でない日は正しく表示されないことに注意してください。 |
Attribute | day-values |
Type | number | number[] | string | undefined |
Default | undefined |
disabled
Description | true の場合、ユーザはdatetimeを操作することができません。 |
Attribute | disabled |
Type | boolean |
Default | false |
doneText
Description | ピッカーの "Done "ボタンに表示するテキスト。 |
Attribute | done-text |
Type | string |
Default | 'Done' |
firstDayOfWeek
Description | ion-datetimeに使用する週の最初の曜日を指定します。デフォルト値は 0` で、日曜日を表す。 |
Attribute | first-day-of-week |
Type | number |
Default | 0 |
highlightedDates
Description | 特定の日付にカスタムテキストと背景色を適用するために使用します。 ISO 文字列と色を含むオブジェクトの配列、または ISO 文字列を受け取って色を返すコールバックのいずれかを指定します。 preferWheel="false"を持つ date、 date-time、 time-date` のプレゼンテーションにのみ適用されます。 |
Attribute | undefined |
Type | ((dateIsoString: string) => DatetimeHighlightStyle | undefined) | DatetimeHighlight[] | undefined |
Default | undefined |
hourCycle
Description | ion-datetime`の時間周期を指定します。値が設定されていない場合、現在のロケールによって指定される。 |
Attribute | hour-cycle |
Type | "h11" | "h12" | "h23" | "h24" | undefined |
Default | undefined |
hourValues
Description | 選択可能な時間のリストを作成するために使用される値です。デフォルトでは、24時間制の場合は 0 から 23 まで、12時間制の場合は 1 から 12 までの時間帯が設定されます。しかし、表示する時間を正確に制御するために、hourValues には数値、数値の配列、またはコンマで区切られた数値の文字列を指定することができます。 |
Attribute | hour-values |
Type | number | number[] | string | undefined |
Default | undefined |
isDateEnabled
Description | 個々の日付(暦日)が有効か無効かを返します。 true の場合、その日は有効/対話型になる。もし false ならば、その日は無効/非インタラクティブです。 この関数は、指定された日のISO 8601の日付文字列を受け取ります。デフォルトでは、すべての曜日が有効になります。開発者はこの関数を使用して、特定の日を無効にするカスタムロジックを記述することができます。 この関数は、レンダリングされたカレンダーの各日、前月、当月、翌月に対して呼び出されます。カスタム実装は、ジャンクを避けるためにパフォーマンスを最適化する必要があります。 |
Attribute | undefined |
Type | ((dateIsoString: string) => boolean) | undefined |
Default | undefined |
locale
Description | ion-datetimeに使用するロケールを指定します。これは月と日の名前のフォーマットに影響します。 "default"`の値は、あなたのデバイスが設定するデフォルトのロケールを指します。 |
Attribute | locale |
Type | string |
Default | 'default' |
max
Description | 許容される最大のdatetimeを指定します。値は、ISO 8601 datetime format standard の 1996-12-19 に従った日付文字列である必要があります。このフォーマットは、正確な日付時刻を指定する必要はありません。例えば、最大で1994 のような年号を指定することができます。デフォルトはこの年の末日です。 |
Attribute | max |
Type | string | undefined |
Default | undefined |
min
Description | 許容される最小のdatetime。値は ISO 8601 datetime format standard に従った日付文字列でなければならず、例えば 1996-12-19 のようなものです。このフォーマットは、正確な日付時刻を指定する必要はありません。例えば、最小値は1994 のような年号だけでいいです。デフォルトは、今日から100年前の年頭です。 |
Attribute | min |
Type | string | undefined |
Default | undefined |
minuteValues
Description | 選択可能な分数のリストを作成するために使用される値です。デフォルトでは、分数は 0 から 59 までの範囲です。しかし、表示する分を正確に制御するために、minuteValues には数値、数値の配列、またはコンマで区切られた数値の文字列を取ることができます。例えば、分表示を15分ごとに行う場合は、 minuteValues="0,15,30,45" と入力することになります。 |
Attribute | minute-values |
Type | number | number[] | string | undefined |
Default | undefined |
mode
Description | modeは、どのプラットフォームのスタイルを使用するかを決定します。 |
Attribute | mode |
Type | "ios" | "md" |
Default | undefined |
monthValues
Description | 選択可能な月のリストを作成するために使用する値。デフォルトでは、月の値は 1 から 12 までの範囲です。しかし、どの月を表示するかを正確に制御するために、monthValues には数値、数値の配列、またはコンマで区切られた数値の文字列を取ることができます。例えば、夏の月だけを表示する場合、この入力値は monthValues="6,7,8" となります。つまり、1月の値は 1 であり、12月の値は 12 です。 |
Attribute | month-values |
Type | number | number[] | string | undefined |
Default | undefined |
multiple
Description | true の場合、複数の日付を一度に選択することができる。presentation="date"と preferWheel="false"` にのみ適用される。 |
Attribute | multiple |
Type | boolean |
Default | false |
name
Description | フォームデータとともに送信されるコントロールの名前。 |
Attribute | name |
Type | string |
Default | this.inputId |
preferWheel
Description | true の場合、可能な限りカレンダーグリッドの代わりにホイールピッカーが表示されます。もし false ならば、可能な限りホイールピッカーの代わりにカレンダーグリッドがレンダリングされます。 ホイールピッカーは、presentation が以下の値の場合、グリッドの代わりにレンダリングすることができます:presentation が "date" , "date-time" , または "time-date" . ホイールピッカーは、preferWheel の値に関係なく、presentation が次の値のいずれかである場合に常にレンダリングされます:"time" , "month" , "month-year" , または "year" . |
Attribute | prefer-wheel |
Type | boolean |
Default | false |
presentation
Description | どの値を選択するか。"date" はカレンダーピッカーを表示し、月、日、年を選択します。"time" は時間ピッカーを表示し、時、分、そして(オプションで)AM/PMを選択します。"date-time" は、日付ピッカーを最初に、時間ピッカーを次に表示します。"time-date"`は、最初に時間ピッカー、2番目に日付ピッカーを表示します。 |
Attribute | presentation |
Type | "date" | "date-time" | "month" | "month-year" | "time" | "time-date" | "year" |
Default | 'date-time' |
readonly
Description | true の場合、datetimeは正常に表示されるが、インタラクティブにはなりません。 |
Attribute | readonly |
Type | boolean |
Default | false |
showClearButton
Description | true の場合、ion-datetime コンポーネントの下部にあるデフォルトの "Cancel "と "OK "ボタンと一緒に "Clear "ボタンがレンダリングされます。これらのボタンをカスタマイズしたい場合、開発者は button slotを使用することもできる。カスタムボタンが button slotに設定されている場合、デフォルトのボタンはレンダリングされません。 |
Attribute | show-clear-button |
Type | boolean |
Default | false |
showDefaultButtons
Description | true の場合、ion-datetime コンポーネントの下部にデフォルトの "Cancel" と "OK" ボタンがレンダリングされます。これらのボタンをカスタマイズしたい場合は、button slotを使用することもできます。カスタムボタンが button slotに設定されている場合、デフォルトのボタンはレンダリングされません。 |
Attribute | show-default-buttons |
Type | boolean |
Default | false |
showDefaultTimeLabel
Description | true の場合、ion-datetime コンポーネントの時間セレクタにデフォルトの "Time "ラベルがレンダリングされる。このラベルをカスタマイズしたい場合は、time-label slotを使用することもできます。 time-label slotにカスタムラベルが設定されている場合、デフォルトのラベルはレンダリングされません。 |
Attribute | show-default-time-label |
Type | boolean |
Default | true |
showDefaultTitle
Description | true の場合、カレンダーピッカーの上にヘッダーが表示されます。これには、slotされたタイトルと、選択された日付の両方が含まれます。 |
Attribute | show-default-title |
Type | boolean |
Default | false |
size
Description | coverの場合、 ion-datetimeはコンテナの全幅を覆うように展開される。 fixedの場合、 ion-datetime`は固定幅になる。 |
Attribute | size |
Type | "cover" | "fixed" |
Default | 'fixed' |
titleSelectedDatesFormatter
Description | 選択された日付の数を示すヘッダーテキストをフォーマットするために使用されるコールバックです。選択された日付が0または1以上の場合のみ使用されます(つまり、ちょうど1の場合は未使用です)。デフォルトでは、ヘッダーテキストは "numberOfDates days "に設定されています。 |
Attribute | undefined |
Type | ((selectedDates: string[]) => string) | undefined |
Default | undefined |
value
Description | datetimeの値を有効なISO 8601 datetime文字列として指定します。これは、multiple="true" の場合のみ、文字列の配列です。 |
Attribute | value |
Type | null | string | string[] | undefined |
Default | undefined |
yearValues
Description | 選択可能な年のリストを作成するために使用する値。デフォルトでは、年の値は日付の min と max の間に設定される。しかし、表示する年を正確に制御するために、 yearValues 入力には数値、数値の配列、カンマで区切られた数値の文字列を指定することができます。例えば、うるう年と最近のうるう年を表示する場合、この入力の値は yearValues="2008,2012,2016,2020,2024" となります。 |
Attribute | year-values |
Type | number | number[] | string | undefined |
Default | undefined |
イベント
Name | Description |
---|---|
ionBlur | datetimeのフォーカスが外れたときに発行されます。 |
ionCancel | datetimeの選択がキャンセルされたときに発生します。 |
ionChange | 値(選択された日付)が変化したときに発行されます。 |
ionFocus | datetimeにフォーカスが当たったときに発行されます。 |
メソッド
cancel
Description | ionCancel イベントを発行し、オプションで datetime が表示されたポップオーバーまたはモーダルを閉じます。 |
Signature | cancel(closeOverlay?: boolean) => Promise<void> |
confirm
Description | 選択されたdatetimeの値を確認し、value プロパティを更新し、オプションでdatetimeが表示されていたポップオーバーまたはモーダルを閉じます。 |
Signature | confirm(closeOverlay?: boolean) => Promise<void> |
reset
Description | datetimeの内部状態をリセットするが、値は更新しません。有効なISO-8601文字列を渡すと、コンポーネントの状態は指定した日付にリセットされます。値が提供されない場合、内部状態はmin、max、todayのクランプされた値にリセットされます。 |
Signature | reset(startDate?: string) => Promise<void> |
CSS Shadow Parts
Name | Description |
---|---|
calendar-day | 日付カレンダーの中に日を表示する個々のボタン。 |
calendar-day active | 現在選択されている暦日。 |
calendar-day disabled | 無効になる暦日。 |
calendar-day today | 現在の日を含む暦日。 |
month-year-button | グリッドスタイルレイアウト使用時に月/年ピッカーを開くボタン。 |
time-button | presentation="date-time"または "time-date"`のグリッドスタイルレイアウトを使用しているときに、時間ピッカーを開くボタン。 |
time-button active | ピッカーが開いているときのタイムピッカーボタン。 |
wheel-item | ホイールスタイルレイアウトを使用している場合は個々の項目、グリッドスタイルレイアウトを使用している場合は月/年のピッカーに表示されます。 |
wheel-item active | 現在選択されているホイール項目。 |
CSSカスタムプロパティ
Name | Description |
---|---|
--background | datetimeコンポーネントの主な背景。 |
--background-rgb | datetimeコンポーネントの主な背景をRGBフォーマットで示します。 |
--title-color | タイトルの文字色です。 |
--wheel-fade-background-rgb | ホイールスタイルレイアウトの場合は非選択項目を覆うグラデーションの色、グリッドスタイルレイアウトの場合は月/年ピッカーの色。255,255,255`のようなRGBフォーマットでなければなりません。 |
--wheel-highlight-background | ホイールスタイルレイアウトの場合は選択された項目の下、グリッドスタイルレイアウトの場合は月/年ピッカーのハイライトの背景。 |
Slots
Name | Description |
---|---|
buttons | datetimeのボタンです。 |
time-label | datetimeの時間セレクタのラベルです。 |
title | datetimeのタイトルです。 |